こちらはチャットを捕獲した2009年6月〜9月までの出来事を
そのまま残している日記です。
現在チャットは猫の額でまったり暮らしています。
（一番下からご覧下さい）
猫の額にご来店されているかたはご存じかも知れませんが、毎日お店の
前の三平ストアにごはんをもらいに来る茶トラの猫がいます。
（茶トラですので勝手に「チャット」と名付けています）
左目に大怪我をしているのを発見し、2日後の6月26日捕獲して病院に連れて行きました。
左眼は出血がひどく、右前足は骨折していました。車にはねられたと思われます。
かなり弱っていてすぐには手術は出来ない状態でしたが、7月2日に手術をしました。
猫のデータです。
・茶トラ オス 推定年齢5歳
・左眼失明 （眼球摘出手術済）
・右前足骨折（完治後は歩くのに不自由はないと思われます）
・猫エイズ陽性 白血病陰性
・臆病だけど人なつっこい性格 声がかわいい
・長年地域猫（野良）として生活
（もともと飼い猫でしたが引越しの際に捨てられたらしいです）
このような猫ですが、もし里親になって一生大切に（出来れば室内飼い）面倒
見てくれるかたがおりましたらワクチン、去勢、駆虫、完全治療済の状態でお譲りいたします。
猫の額までメールを下さい。nekonohitai@dk.pdx.ne.jp です。
トップページからメール出来ます。
電話は０３−３３１７−３１１５ 木村まで。 （木曜は定休日です）
里親募集のチラシ ←里親募集は一時休止とさせて頂きます。
（治療中のため画像にはモザイクをかけてあります） 6月27日現在
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これより下記の日記は読みやすくするために新しいものを上に追加と変更いたしました。
はじめて読む方は一番下から読んで下さい。今までの経過が解ります。
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■チャットを迎える準備■
チャットのお引越しは１０月１日の定休日に決まりました。
お店の奥にチャットを迎えるために寸法を測ったり、買うものを選んだり
している毎日です。
現在並んでいる作品の配置換えもいろいろ考えています。
空気清浄機も買ってきました。
どんな感じか現在試運転中です。
これを機に奥の床の間も改造するつもりです。（実は床の間がある）
現在ここにはスピーカーや額の箱などが放り込んでありますが、整理して
棚を作ればチャットのごはんやトイレ砂なども置けるスペースとなります。
すべてを引越しの前日の３０日の夜にやるため前もって必要なものを買って
おかなければいけません。
２４時間営業の￥１００ショップが近くにあれば良いのですが。
今までは１１時にお店に来て開店準備をしていましたが、チャットの世話もあるため
現在お店に朝９時半に来る訓練もしています。
今までも個展初日は９時半でしたので、これを続ければ良い訳です。
これが辛いなんて普通のお勤めのかたに申し訳ありません。
以前勤めていたところも出勤は９時半でした。
夜もしばらくの間は親睦を深めるため長時間一緒にいてあげますが、少しづつ
この生活に慣れてくれると思います。
猫は規則正しい生活が好きですので。
私も規則正しい生活を心がけます。両猫のために。
ちなみに彼の正式な名前は片目で海賊を連想させるため、「チャット・スパロウ」と
することにしました。（ジャック・スパロウは片目ではありませんが…）
木村・チャット・スパロウです。よろしくお願いいたします。
お誕生日はチャット→ャ（８）、ト（１０）で８月１０日と決定しました。
今まで猫との出会いは突然で偶然なことばかりでしたので、猫が来る日を
待つということは初めての経験です。
この期待と不安の入り混じったドキドキ感は貴重な体験です。
■チャットその後 １０■ （９月１1日）
本日猫の額の大家さんからチャットをお店に置いても良いと許可が出ました。
これ以上猫アレルギーのかたにチャットを預けておく訳にはいきませんので。
私が保護した私の猫ですので、私が世話をしなくてはいけません。
とりあえずお店の奥にチャットスペースを作ります。
チャットにもお客さまにも一番ベストな空間を作ってあげるつもりです。
お店の開店前と閉店後はお店の中を自由にさせてあげます。
実はチャットは３回ほどお店の中に入ってきたことがあります。
出来ることは精一杯やるつもりですが、お客さまに多少の不便さを与えて
しまうかも知れません。
空気清浄機や消毒薬もおくつもりですが、まずははじめてみないと何が
正解かわかりません。
まだ日程は決まっておりませんが、決まり次第ご報告いたします。
■チャットその後 ９■ （９月７日）
新しい写メが送られてきました。
丸々として元気そうです。 良かったです。
しかしいつまでも粟野さんに預かって頂く訳にもいきませんので、お店で飼い
ながら引き続き里親を探すか、ジャッコを説得して家で飼うか考えなければ
いけないと思っています。
元の場所に戻すということだけはしたくありません。
チャットは２回人間に捨てられることになります。
お店で飼う場合はまず大家さんの許可が必要となります。
エイズ持ちの猫がいるお店ではお客さまに影響がでるかも知れません。
猫アレルギーのかたもいます。
家で飼う場合は先住猫ジャッコ（２０歳 ♀）の寿命を縮めることになるかも
知れません。（エイズではなくストレスで）
もうひとつはもう一部屋あるところに引っ越して別々の部屋で飼うという
考えもあります。
しかしジャッコはもうあまり目が見えていないため、慣れた部屋を引っ越す
ということは出来ればしたくありません。
しかしチャットの命は私が責任を持たなければいけません。
いずれかを選択しなければいけないと思います。
夕べチャットを家に引き取った夢を見ました。
なぜか広いベランダがあり、そこでケージ飼いしていました。
雨が降ってきてあわててビニールを上からかぶせてあげました。
辛い夢でした。
■猫エイズについて■ （8月30日）
チャットについては数名里親希望のかたが候補に名乗り出て頂きました。
ありがとうございます。
しかし諸事情により今のところ決定しておりません。
ここでもう一度「猫エイズ」についてご説明いたします。
猫エイズは正確には「猫免疫不全ウイルス感染症」といいます。
人には１００％感染しないウイルスです。
チャットはこの猫エイズに感染しています。
まず猫同士の喧嘩などにより猫エイズに感染すると、発熱などの症状が表れ、
その後症状が無くなる休性期と呼ばれる無症状キャリア期に入ります。
チャットは現在この時期と思われます。
この時期が数年続く場合や一生この状態で終わることもあります。
やがてストレスや免疫の低下などにより猫エイズウイルスが活動を始めると、
リンパ腫や悪性腫瘍にかかりやすくなります。
その結果、他の病気を併発して死に至ることがあります。
猫エイズは非常に感染力の低い病気ですが、ほとんどが噛まれた傷から感染します。
（唾液→直接体内）
グルーミングや交尾での感染はまれですが、１００％感染しないとは言えません。
現在猫を飼っている方はエイズに感染している猫とはなるべく接触させないように
お飼い下さい。
最近「猫エイズワクチン」が開発されましたが、ワクチンをエイズに感染していない
猫に接種して感染猫と一緒に飼う、という選択も出来ます。
しかしこのワクチンは開発されたばかりで獣医さんの間でも賛否があります。
最後に決定を下すのは飼い主さんですが、この場合は獣医さんとよく相談して
からのほうが良いと思います。
猫エイズに感染した猫を飼う場合はまずストレスのない生活、そして定期的な
検査が必要です。病院代もかかります。
チャットの飼い方、飼う環境などご質問がございましたらいつでもこちらにメール
を下さい。
よろしくお願いいたします。
■チャット、その後８■ （８月２３日）
現在チャットを預かってくれているかたによりますと、チャットは撫ぜてもらう
のが大好きな猫になったようです。
通常野良猫はケージに閉じ込めると出せ出せと大暴れするのですが、チャット
はまるでそういうところがありません。 安心しきって寝ているそうです。
しかし抱き上げようとすると固まるそうで、まだ病院での怖かった記憶が薄れて
いないようです。
手術３回、採血検査に傷口の消毒など抱き上げられると嫌なことばかりの
１か月でしたので仕方ありません。
現在までたくさんのかたから激励のメールを頂いております。
皆様、本当にありがとうございます。
その中にチャットをもとの場所に放しては？ というご意見もありました。
私も一時期考えました。
しかし、この場所は商店街の抜け道になっているところで、納品車も多く
しかも狭い道なのにスピードを出していたりします。バイクも多いです。
片目の猫が暮らしていける場所ではありません。
しかも去勢手術をしたので、喧嘩で縄張りを取り戻すのも不可能です。
何がチャットにとって一番良い選択かは、私の想像でしかありません。
ご意見または良いご提案がございましたらこちらにメールを下さいませ。
よろしくお願いいたします。
■チャット、その後７■ （８月１９日 その２）
新しい写真が送られて来ました。
最近は腹を見せて寝るそうですチャット！ きっとどこかに良い飼い主さんがいるから、もう少し頑張れ！
■チラシについて■ （８月１９日） ←里親募集は一時休止させて頂きます。
このチラシはプリントアウトした際「戻るマーク」が印字されないよう離したため、
何もせずにプリントアウトしましと２ページ印刷されてしまいます。
プリントアウトの際は「このページのみ印刷」を選んで印刷して下さい。
よろしくお願いいたします。
また、このチラシを数枚どちらかに送ってほしいというご要望にもお答します。
A4サイズとA5サイズがあります。
こちらまでご連絡下さい。
■チャット、その後６■ （８月１７日）
一時預かりのかたの許可が出ましたのでそのかたのBBSアドレスを公開します。
http://8808.teacup.com/nekonokurisumasu/bbs
チャットのことは「トラ」と呼んでいます。
これを読んで頂けるとチャットがご迷惑をかけていることが解って頂けます。
作家さんですのでお仕事の邪魔をさせる訳にもいきません。
一日も早くチャットを飼ってくれるかたを見つけなければいけません。
どうか皆様このような猫がいることを多くの方に伝えて頂けないでしょうか？
臆病ですがかわいい猫です。
よろしくお願いいたします。
■チャット、その後５■ （8月13日）
新しい写真が届きました。
肉球のアップでしたそういえばチャットの肉球、初めて見ました…。
野良の頃はこんなきれいなピンクではなかったのでしょう。
どなたかこの肉球欲しいかた、いないでしょうか？
■里親募集チラシ■ （8月12日） ←里親募集は一時休止させて頂きます。
お店で配布している里親募集のチラシをUPしました。
ご入り用のかたはプリントアウトしてお使い下さい。
チャットは食欲が止まりません。
好き嫌いは無いそうです。
おそらく野良時代はいつもお腹が空いていた状態だったのかも知れません。
スーパーのおばちゃんも毎日いる訳ではありませんでしたので。
他の人にごはんをねだるのも見たことはありません。
飼い猫あがりの野良なりの生き方だったのでしょう。
チラシの写真は新しいものに換えてあります。
よろしくお願いいたします。
■チャット、その後４■ （8月8日）
チャットは順調に飼い猫らしくなってきたそうです。
ブラシをしたり体を拭いてあげるとな喜んで舐め返してくれるそうです。
チャットの体はだいぶ汚れていたようです。
退院の日にざっと拭くつもりでしたが、固まっていたので刺激しない
ほうが良いと思いそのまま運びました。
Aさん、すいませんでした…。
退院の日は嬉しさと今後の不安感とひと山越えた安堵感ですでに私の
脳みその許容量を超えていましたので、いろいろ伝え忘れもありました。
コピーしなければいけない書面もあったのも忘れてました。
そして重大なことが判明しました。
チャットを預かって頂いているかたは「猫アレルギー」だったのです。
なのにチャットを預かってくれたのですね。
自分の体のことをかえりみず、知らない猫を預かってくれるなんて
申し訳なさと感謝でいっぱいです。
Aさん、今度アレルギーのお薬送ります。
■チャット、その後３■ （8月6日）
写メが送られて来ました。
Aさん、ありがとうございます。
Aさんにたっぷり愛情を注いでもらって、早く人間と暮らすことに慣れて
くれると良いと思います。
以前チャットが毎日ごはんをもらいに来ていたのに、人間に対して警戒心を
持っていたのは（特に男性に）チャットをいじめる人間がいたのだと思います。
チャットにとって人間は怖い存在です。
臆病になったことで生き抜いて来れたのかも知れませんが、この人間に
対しての警戒心が少しづつ剥がれ落ちていくことを祈ります。
Aさん、よろしくお願いいたします。
里親さんはきっと見つかるはずです。
私も頑張ります。
■チャット、その後２■ （8月5日）
注射とお薬でチャットの下痢っぴは良くなったそうです。 安心しました。
一晩の絶食にも文句を言わず、お薬入りのごはんはきれいにたいらげ、
そんじょそこらの飼い猫より聞き分けの良い子だそうです。
チャットとの面会ですが、8月いっぱいは双方の仕事の関係でうまく日程
が組めません。
（里親希望者はいつでも面会出来ます）
残念ですがしばらくチャットには会うことが出来ません。
でも大丈夫。 生きてさえいれば必ず会えます。
楽しみが先に延びるだけです。
おばちゃんにも少し待ってもらいます。
1週間に一度写メを送って頂くことになっていますので、送られてきましたら
すぐに写真をUPします。
楽しみにしていて下さい。
私も楽しみです。
こちらは退院の日のチャットです■チャット、その後■ （8月4日）
チャットが下痢ったそうです…。
すぐに病院に連れて行ってもらい、抗生剤を打ってもらいお薬をもらってきたそうです。
今度は一時預かりのかたの近くの病院です。
すぐに良くなるとは思いますが、環境の変化に弱い猫です。
猫はそういうものですが。
チャットは隙あらば脱走しようとするみたいです。
野良生活が長かったので、きっと自分の縄張りが心配なのでしょう。
かわいそうですが縄張りはもうありません。
今後見つかるであろう里親さんの家が新しい縄張りになります。
はやく新しい縄張りを与えてあげたいです。
自分的にも焦り始めています。
来週あたりチャットに会いに行こうと思います。
3日会わない日はなかったので、会いたくて仕方ありません。
本人（本猫）は会いたいと思っている訳ありませんが…。
■一時預かり様宅にて■ （７月３１日）
写真が送られて来ました。
すっかり馴染んでいるようです。昨日はすっかり固まったままの状態でしたが安心しました〜。
良かったね、チャット！
■ チャット退院おめでとう！ ■ （７月３０日）
本日チャットが退院いたしました。 １ヶ月の入院生活でした。
眼も前足もすっかり良くなりました。
ナナ動物病院の皆様、本当にありがとうございました！
大型ケージを貸して頂いたかたに車を出してもらったので、ケージごと
一時預かりのかたのところまで直行です。Kさん、ありがとうございました。
チャットを捕獲した際に手伝って頂いたかたも退院祝いにかけつけてくれました。
退院の際、病院のスタッフ全員もお見送りをしてくれました。。
皆さんチャットにさよならと良かったねと声をかけてくれました。
チャットは今度はどうなるのだろう？と少し不安げな表情です。
車の中ではずっと鳴いていました。（猫サイレン状態）
ようやくしばらくお世話になる家に着くと、まずはケージの組み立てです。
そしてとりあえず中にトイレと寝床を入れましたが、チャットはキャリーの中で
うずくまったままです。
チャットには何が何だか解らないのでしょう。
そのままそっとしておきました。
私も仕事があるので、あとはお任せして帰りました。
きっとすぐに慣れて甘えてくれると思います。
しばらくはチャットのことはお任せいたします。
Aさん、よろしくお願いいたします。
写メ−ルを送って頂いたらこのページにもUPいたします。
新しい写真と進展がありましたら随時皆様にお知らせいたします。
里親さんも引き続き募集中です。
よろしくお願いいたします。
たくさんのかたに退院祝いと移動に協力して頂きました。
ちょっと不安げなチャット君。 
こんな狭いところは初めてです。
お家に着きましたがまったく動こうとしません。かなり不機嫌です…。
■チャット退院まであと２日■ （７月２８日）
今日も午前中チャットに面会して来ました。
今日もケージから出される時おしっこを漏らしたそうです。
とても臆病なチャット君です。
でも診察台の上で撫ぜられると落ち着きました。
面会という形では今日が最終日となります。
あさって迎えに行き、その足で預かって頂けるかたのお宅へ向かいます。
そこで今日はお店の帰りに必要な猫用品を買いに行きます。
ケージ（２階建）は借りることが出来ましたので、トイレ、当分の猫ごはん、爪とぎ、
さらにトイレ用消臭剤やブラシなんかも必要となります。
その他猫用品を見ているといろいろ買ってしまうと思います。
おもちゃとかおやつとか…。
これまで多くの方に激励のお便りやご支援、ご協力を頂きました。
本当に皆様ありがとうございました。
チャットはようやく退院まで漕ぎ着けることが出来ました。
この１か月チャットはとても頑張りました。
一時的ではありますが、あさってから面倒をみてくれるかたはとても良いかたです
のでチャットも思いっきり甘えて欲しいと思います。
しかし本当の里親さん探しはこれからです。
■チャット情報番外編２■ （７月２７日）
チャットは３０日に退院・お引越しですがお店の近所のかたも含め、元気になったチャットに
もう一度会いたい、というかたが何人もいます。
このままどこか遠くにもらわれて行ったら会いに行くことはほぼ不可能です。
しかしその前に何としても会わせたいかたがいます。
毎日チャットにごはんをあげていた隣のスーパーのおばちゃんです。
面会に行くたびに撮ってきた写真をおばちゃんに渡しています。
おばちゃんはいつも写真を見て泣いています。
チャットの入院病院は同じ杉並区内でも猫の額からはかなり離れた所にある病院ですので、
おばちゃんも簡単にはお見舞いに行けませんでした。
今は毎日聞いていた「ごはんくれ〜」、というチャットの声は聞こえません。
おばちゃんも寂しそうです。（私も寂しいです）
何とかして１時間でも元気になったチャットに会わせてあげたいので、現在思案中です。
一時預かりのかたとも相談したいと思います。
おばちゃんが飼ってくれると一番良いのですが、旦那さんが亡くなってからは猫を飼う
勇気はないそうです。
旦那さんがいたころは３匹猫を飼っていたそうです。
チャットの里親さんはまだ見つかっていませんが、その前に「お世話になったおばちゃん、
チャットは元気だよ！面会計画」を実施したいと思います。
みんなの日時の調整が難しいですが、実施出来ましたらまたお知らせいたします。
チャットの里親さんを引き続き募集いたします。
よろしくお願いいたします。
■チャットの手術経過７■ （７月２４日）
昨日は定休日でしたのでゆっくりチャットと面会が出来ました。
手の出血も止まり、来週退院予定です。
カラーも来週取れます。
その後は小金井に引越しです。
一時預かりのかたは猫に関してはベテランのかたですので安心です。
昨日チャットの頭を撫ぜると手をニギニギ（痛いはずのほうの手）して
気持ち良さそうにしてくれました。
嬉しかったです。人間の手のやさしさを思い出してくれたみたいです。
病院に来るまで何年も撫ぜられたことはなかったと思います。
来週から一時預かりのかたに人間のぬくもりをゆっくり思い出させてあげて
頂きたいと思います。 よろしくお願いいたします。
チャットの写真はいつもタオルで下半身巻かれていますが、これはケージから
出す際怖がっておしっこをしてしまうことがあるためです。
ケージから出されると手術や消毒や検査など嫌なことばかりですので。
かなり臆病な猫です。診察台の上でも伏せたまま動かなくなります。
凶暴性ゼロなチャットですが、よく野良として生きて来れたと思います。
こんなチャットを一生大事にしてくれるかたを募集しています。
カラーの取れたチャット（カラー交換時） 撫ぜると手をニギニギしました
■緊急報告！■ （7月21日）
チャットを一時預かりをして頂けるかたが見つかりました！
来週には退院出来そうですので、ひとまず安心しました。
伊豆のかたからも一時預かりをして頂けるというお声もありましたが、
里親希望のかたが見つかった場合双方にご面倒をかけてしまうと思い
しばらく保留にさせて頂きました。
A様、本当にありがとうございました。
その他にも多くのかたにご心配とご迷惑をおかけしました。
チャットに代わりお礼を申し上げます。
これからさらに本腰を入れて里親さんを探します。
必ずどこかにチャットを幸せにしてくれるかたがいると信じています。
どうか引き続きご協力をお願いいたします。
■チャットの手術経過６■ （7月21日）
チャットのカラーはまだ1週間は取れないみたいです。
手の出血がまだ少し止まっていません。
もう3週間カラーをしたままなので首の毛がはげてかさぶたが出来ています。
痛いと思いますが、これくらいのことは耐えられる猫です。
今日も撫ぜて励ましてきましたが、ちょっと不機嫌な感じでした。
元気が出てきた証拠です。
まだ手術痕の出血もあり、カラーも取れませんが家で消毒が出来れば退院
可能な状態です。
しばらくはゲージ飼いが良いと思われます。
知らない場所ではパニックになり、傷口が開いてしまう可能性もあります。
引き続き里親さんを募集しています。
よろしくお願いいたします。
ちょっと不機嫌なチャットさん
■チャット情報番外編■ （7月19日）
最近お店の近くでチャットそっくりな茶トラ猫を見かけます。
1歳ぐらいと思われます。近所の人もびっくりしています。
手とお腹は白いのでちょっと違いますが、顔と体つきは本当にそっくりです。
おそらくお父さんはチャットでしょう。勝手に「ジュニア」と名づけました。
野良生活が長かったので、きっと他にもチャットの子はいると思います。
チャットが子孫を残していたことに何か感動してしまいました。
チャットには人間の勝手な都合で去勢をしてしまったことに後ろめたさを感じていました。
でもちょっとホッとしました。（これも勝手ですが）
去勢・避妊は大切ですが自分的には１００％は納得している訳ではありません。
「ジュニア」を見て本当にうれしかったです。
チャットもこの怪我を機に野良猫生活を引退させたいと思います。
苦労もたくさんしたみたいなので、あとはのんびり暮させてあげたいです。
どなたかチャットを幸せにしてあげて下さい。
どうかよろしくお願いいたします。
チャットはあと数日で首のエリザベスカラーが取れます。
後日カラーの取れた写真をUPいたします。
■チャットの手術経過５■ （7月16日）
手術日程でキャンセルが出たため、急きょ14日に歯の治療をすることになりました。
右上の牙を抜いて、歯石もきれいに取りました。
抜いた牙は折れていたのですが、縦にも割れていてかなりの衝撃を受けたみたいです。
歯を抜いた後もごはんはきれいに食べたそうです。
眼のほうは抜糸をして手術痕はかなりきれいになりました。
剃られた毛が生えそろえばもっときれいになります。
歯茎を縫ったのでまだしばらくカラーは取れません。
ゲージから出されると嫌なことばかりされるので、ケージから出そうとすると軽く抵抗
するそうです。
ちゃんとごはんを食べているので毛艶も良くなりました。
あとは手の傷がふさがれば良いのですが、治りは遅いみたいです。
でも以前よりはだいぶ良くなっています。
たくさんのかたから励ましを頂いています。
本当にありがとうございます。
チャットは順調に回復しています。
■チャットの治療予定■ （7月13日）
チャットの眼の抜糸は16日、歯の治療は18日の予定です。
奥歯の抜糸であればエリザベスカラーは必要ありませんが、
牙を抜く場合は手で擦る可能性があるのでカラーをします。
もう半月ほどカラーをしたままで可哀そうですが、もう1週間ほど
我慢してもらいます。
先日お店の近所のかたから聞きました。
チャットは引越しの際に捨てられた猫だそうです。
もともと飼われていたので人慣れしている訳です。
よく生きてこれたと思います。
どこで寝泊まりしていたかは不明ですが、近所にごはんを
くれるかたがいたのが幸いでした。
捕獲を試みた2日間はごはんで釣って捕獲しようとして失敗したため
何も食べれなかったはずですが、胃の中には得体の知れないものが
入っていたそうです。
おそらくゴミを食べたのではないかと思います。
捕まえたチャットは腐った臭いがしていましたので、あの日捕獲出来なければ
手遅れになっていたでしょう。
暑い日が続いていましたので、ハエが眼に卵を産みつけることが心配でした。
現在は駆虫（ノミ、条虫）もしてワクチンも打ってごはんもたくさん食べて、あとは口
の治療と手術後の傷の回復を待つばかりです。
チャットに幸せな余生を与えて頂けるかたを募集しています。
ご希望であれば入院中ですが面会出来ます。
猫の額（木村）までお問い合わせ下さい。
TEL ０３−３３１７−３１１５ メールはこちらです。
よろしくお願いいたします。
■チャットの面会について■ （7月12日）
チャットの容体もだいぶ落ち着きましたので、もし里親さんになりたいというかたは
病院にて面会可能となりました。
条件としてはなるべく私が同伴するということですが、日時の都合が合わない
場合は私が面会希望の日時とお名前を病院に連絡いたします。
どちらにしても必ず猫の額（木村）までお電話（０３−３３１７−３１１５）を下さるか、
メールでご連絡下さい。
チャットの入院しているナナ動物病院のホームページはこちらです。
杉並区上井草にあります。
どうか直接病院にお問い合わせはしませんようにお願いいたします。
チャットの容体、里親募集に関することは猫の額（木村）まで
お問い合わせ下さい。
では引き続きよろしくお願いいたします。
■チャットの手術経過４■ （7月10日）
昨日の9日、チャットのお見舞いに行ってきました。
眼の縫合痕は痛々しいですが、とても元気です。
初めて頭を撫ぜました。
怖がるかと思いましたが、おとなしく触らせてくれました。
眼の抜糸はあと1週間ぐらい後ですが、手のほうの治りが遅いみたいです。
曲げたり舐めたりしないように新しいギブスをしていました。
手首がえぐられてその部分の皮膚がないため周囲の皮膚をひっぱり
縫合してあるので、完治するまで傷口は開きやすい状態です。
眼よりもこちらのほうが心配な状態になってきました。
もう少し様子を見てから歯の治療になります。
そのことで先生と相談をしました。
折れた牙は抜くことになると思いますが、他の歯も悪ければ抜くとこに
なるかも知れません。
溜まった歯石も取らなければ後々歯周病になってしまいます。
引き続き里親さんと一時預かって頂けるかたを募集しています。
どうかよろしくお願いいたします。
■チャットの手術経過３■ （7月8日）
午前中に様子を聞きに行ってきました。
休診日のため面会はしませんでしたが、元気だそうです。
（休診日でも交代でスタッフのいる病院です）
目のほうはまだ体液が出て来るのでまめに消毒をしているそうです。
右前足は曲げてしまうと傷口が開いてしまうため、ギブスをしています。
エリザベスカラーにも慣れたでしょうか？
猫としては自分で顔を洗えないのが辛いのではないかと思います。
ちゃんときれいにはしてもらっていますが。
チャットにはたくさんのかたから励ましのお便りが届いています。
ありがとうございます。
チャットに代わりましてお礼を申し上げます。
引き続きチャットの里親を探したいと思います。
どうかご協力お願いいたします。
チャットが残りの人生（猫生）をゆったりまったり暮らしていければ
良いと願うばかりです。
■チャットの手術経過２■ （７月５日）
今日初めてチャットに触りました。
先生にだっこされてもおとなしく、だいぶ病院にも慣れたようです。
チャットをそっと撫ぜてあげました。
長年見ていた猫ですが触ったのは初めてでした。
排泄もちゃんとトイレで出来たそうです。
このまましばらく傷口の回復を待ちます。
体力もついたようなので、点滴は止めて普通のごはんの入院生活です。
チャットの里親はまだ見つかりませんが、それとは別に退院後里親が
見つかるまでチャットを預かって頂けるかたはいませんでしょうか？
ケージはこちらでご用意いたします。
私のところはストレスに弱い猫嫌いの老猫ジャッコがいますので、
非常に難しいです。（ジャッコは他の猫を見ると吐きます）
勝手なお願いですが、どうかよろしくお願いいたします。
■チャットの手術経過■ （７月３日）
２日に手術をしたチャットはごはんも良く食べていて元気のようです。
左眼球の摘出は無事終わりましたが、右手があまり良くないようです。
右手の空いた穴の中に異物（何かは現在不明）が詰まっていて、
神経を傷つける可能性があるので全部は取り除くことは出来ませんでした。
時間もかかった手術のため、とりあえず皮膚を引っ張り縫合しました。
これでしばらく様子をみます。
よく曲げる場所なので、今後傷口が開いてしまう可能性もあるそうです。
あと歯の治療もあるため、２回目の手術をするかどうか様子を見て決めましす。
まだ当分入院が必要となります。
食欲があることだけが救いです。
とりあえず今回の手術は成功しました。
多くのかたにご心配をおかけしました。 チャットは元気です！
■チャット容体報告■ （７月１日）
血液検査の結果は肝臓の数値も良くなり、麻酔も大丈夫とのことで予定通り
２日に手術をします。
一度に全部の手術をするか、何回かに分けてするかは手術をしながら判断
するそうです。
昨日は口も見せてくれたそうなので、歯を見ると犬歯が１本折れて神経がむき出し
の状態でさらに前歯はすべて無い状態だそうです。
（もちろん犬歯の治療もします）
よほど顔面に衝撃を受けたのだと思います。
おそらく車かバイクにはねられたのではないかと思われます。
というか、そう思いたいです。
猫どうしの喧嘩では骨折などしませんし、もし虐待であればそれでも人間に
ごはんをもらいに来るなんて悲しすぎます。
手術の経過などまたお知らせいたします。
〜補足・猫エイズについて〜
猫エイズは猫免疫不全ウイルスと呼ばれるウイルスの感染によって免疫力が
低下する病気ですが、感染力は低い感染症です。
人エイズウイルスとは全く別のウイルスですので人には１００％うつりません。
ウイルスを持っているだけで症状がでないこともあり、一生発症しない猫もいます。
そのため猫エイズの検査結果が陽性でも「猫エイズ感染症」ではなく、発症した
時点で初めて「猫エイズ感染症」となります。
（チャットは感染症の症状はでていません）
猫同士でも血液や粘膜の直接接触がなければ簡単にうつるものではありません。
もちろん空気感染もしません。
「猫エイズ」はストレスを与えず体調管理をしていれば恐ろしい病気ではありません。
■保護した猫（チャット）■ （6月29日）
茶トラなので勝手に「チャット」と呼んでいますが、5年ほど前から猫の額
の前の三平ストアにごはんをもらいに来ている猫です。
お昼と夕方決まって大きな声でごはんをくれるおばちゃんを呼びます。
女の人は好きみたいですが男の人は好きではないようです。
私も触ったことはありません。いつも無視されています。
異変に気づいたのは6月24日で、左眼が3センチほど円柱状に飛び出して
いました。少し前にびっこをひいているのは知っていましたが、いつも右半身
しか見えないので目のことは気が付きませんでした。
三平ストアの人に聞くと3日ぐらい前からだと言います。
すぐに病院に連れて行かなくてはと、近くに住んでいる作家さんにキャリーを
買って来てもらいました。
そんな状態でも毎日ごはんをもらいに来るので、うまくいけば捕まると思った
のですが24日、25日と捕獲に失敗しました。
26日になり捕獲機を借りてこようと思い、病院や保健所に聞きましたがどこも
持っていないということでした。
動物福祉団体の知り合いのかたを通してようやく個人で捕獲機を持っている
かたが見つかり、急いで借りに行きました。
（大きいネズミ捕りみたいなものです）
戻ってきて早速唐揚げを買って来て仕掛けました。
今夜中にでも捕まればラッキーだと思っていました。
が、仕掛けて2時間ぐらいであっさりと捕まりました。
目は肉が潰れて出血がひどく、歩いた後には肉片が落ちていました。
血だらけでこのままではタクシーに乗せられないので、捕獲機を布で
包んでさらに大きなごみ袋に入れひもで結んで完成です。
タクシーがつかまるかが不安でした。
個人的にもタクシーとは相性が良くないのに加え、動物は乗せてくれない
タクシーも多いのです。
しかし止まってくれたタクシーの運転手さんはとても良い人でした。
タクシー内が血の匂いで充満しているので窓を開けて結構ですので、
と言ってもクーラーがきいてたほうが良いからと窓を開けませんでした。
ずっと猫を気遣ってくれて、降りるときも「猫ちゃん早く良くなると良いですね」
と言ってくれました。 涙が出そうになりました。
病院に着くと2日前から電話をしておいたので、素早く対応してくれました。
ジャッコの通っているナナ動物病院です。
とにかく出血がひどく、衰弱しているためすぐに手術をするのは危険と
判断して、その日は応急処置と検査のみとなりました。
そのままチャットを病院に預けてお店に戻ったのはもう閉店時間でした。
次の朝病院に行って様子を聞きました。
左眼はもう摘出しかないそうです。また、気が付きませんでいたが右足に
大きな穴が空いて骨が飛び出していました。
その他体のあちこちに擦りむけたようなあとがあったそうです。
左眼は目の下の皮膚が壊死を起こしているので、眼球摘出しても縫合が
出来ないそうなので皮膚が回復するのを待つほうが良いそうです。
体力がないと麻酔も出来ません。
現在ごはんも食べて体力も回復してきたそうなので、明日もう一度血液検査
をして7月2日に手術の予定です。
いつまでもこの状態でかわいそうですが、ベストの状態で手術をしたほうが
手術の成功率が上がるそうなので仕方ありません。
しかしあのような状態でよく毎日ごはんをもらいに来ていたと思います。
痛くて辛かったに違いありません。
ここまで頑張れた猫ですので必ず良くなると思います。
今回のことでお世話になりました、塩坪様、中島様、村上様、さとうみよ様、
ナナ動物病院の皆さん、そしてタクシーの運転手さん、ありがとうございました！
チャットに代わりお礼を申し上げます。
6月29日現在 （左眼にはモザイクをいれてあります）
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現在のチャット日記
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