■ジャッコとお引越し■ 6月27日 あめ | ||||||
ジャッコは22年間の間に阿佐ヶ谷→世田谷→荻窪と引越しをしています。 猫のいる家の引っ越しは大変です。 段ボールを組み立てるとすぐにジャッコが収まります。 ジャッコを箱から出して荷物を入れようとすると、もうすでに段ボールの中に戻っています。 遊んで欲しくてず〜と片付けの邪魔をして、相手にしてくれないとわかると部屋の中を走り回ります。(3次元的に) 引越し当日ようやく異変に気が付いても手遅れ、キャリーの中で震えて小さくなっています。(かすかに鳴く) 新しいお部屋に到着すると「お籠り」が始まります。 積まれた段ボールの隙間に籠り、ごはんとトイレの時だけ匍匐前進(ほふくぜんしん)で出てきます。 1週間ほどで慣れてくれるのですが、その間パニックになって事故があるといけないので家内と交代で会社を休みました。 大変でしたが今となっては楽しい思い出です。 今回はジャッコひとりで先に引っ越してしまいましたが、私もいずれジャッコのいる先に引越し予定です。 その時は思いっきりジャッコを抱きしめてあげます。 待ってろ〜、ジャッコ! |
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ジャッコ3歳の頃 | 秒針が気になる年頃 | 「なかよし親子マンション」 2階が好きな年頃 |
■ジャッコの夢■ 6月14日 くもり | ||||||
今夜はぜったいにジャッコの夢を見ると心に誓うと、必ず夢に出てきてくれます。 死んでも良い猫です。 でも夢の中では以前の日常のように普通にジャッコと暮らしています。 「逢いたかったよ〜」と抱きしめれば良いのに、いつも夢から覚めてから後悔します。 霊がいるいないはどうでも良いのですが、まだたまにジャッコの気配がします。 今朝も歯を磨いていると洗面台に上ってきたような気がしたので水を出してあげました。 蛇口から流れる水を飲むのが好きなジャッコでした。 飲み終わるまで歯磨きも顔を洗うのも止めて待っててあげていました。 22年間毎日ジャッコに朝起こされていたので、毎日朝がやや辛いです。 今日は2回目の月命日です。 |
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16歳の夏 | 19歳の春 | 夢で逢いましょう〜 |
■ジャッコの七七日忌(四十九日)でした■ 6月2日 あめ | ||||||
昨日はジャッコの七七日忌(なななぬか)でした。 たくさんのお花と好きだったカニカマや鰹のタタキなんかもお供えしてあげました。 お猪口にまたたび酒を入れてあげてジャッコと呑み交わしました。 今後はジャッコもお酒解禁です。 人間と同じ供養の仕方は良くないと言うかたもいますが、ジャッコとはクリスマスも正月も雛祭りも一緒に楽しんできました。 すべて人間の都合で過ごしてもらっていました。 亡くなってからも人間の都合でしてあげたいと思います。 私は人間なので人間の供養の仕方しか知りません。 供養と言ってもいつもよりちょっとだけ良い食べ物と良いお酒を飲んで楽しく過ごすだけですが。 クリスマスも誕生日も供養もやることは一緒です。 亡くなった祖母から四十九日で天国へ行ってしまうので、四十九日が本当のお別れなんだよ、と子供の頃聞きました。 これが未だに頭に残っています。 ジャッコにはもう少しそばに居て欲しいので四十九日には思いきり楽しくしてあげて、こんな楽しいならもう少し居ようかな、 と思わせる企みだったのですが失敗したかも知れません。 声を出して泣いてしまいました。 ごめんね、ジャッコ。 |
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■たくさんの思い出■ 5月29日 あめ | ||||||
8年前「猫の額」を始めるにあたってパソコンとデジカメを買ったので、それ以前のジャッコの画像データはなく すべてアルバムの中です。少しずつスキャンして公開していこうかな、と思います。 ホームページも2年経ってから作りましたのでジャッコが17歳以前の写真は公開していないのですね。 ともかくアルバムの整理からしなくてはいけません。 (あ、小ジャッコ写真ははこちらにありました) 下の写真はジャッコ8歳の頃です。 女の子にしては大きくて4,9Kgありました。5Kg超えないようにダイエットしていた頃です。 とても臆病でお客さんが来ると隠れてしまうので、だれも見たことのない「幻の猫」と呼ばれてました。 病院にワクチンを打ちに行ってもずっと震えて固まったままなので楽でした。 食欲も旺盛で、狭い部屋の中を走り回って、いつも私と家内にまとわりついていました。 一番元気だった頃かも知れません。 まだ、ついジャッコを普通に探してしまいます。 次の瞬間いないことに気が付くのですが、これはまだ当分続くと思います。 6月1日はジャッコの四十九日です。 ジャッコが亡くなった日のままになっている部屋も少しずつ片付けなければいけません。 |
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ぷりぷりです | ブーツの箱なのに狭そうです | 猫ちぐらもお気に入り (使い方間違ってます) |
■ひみつのネックレス■ 5月17日 あめ | ||||||
お店で私店長を見たかたは、私が似合わないネックレスをしていると思ったかたもいると思います。 このネックレス、ピップの磁気ネックレスなのですが昼間は私がしていて、家に帰るとジャッコに付けていたものなのです。 二重にして巻くとジャッコにぴったりで、磁気なのでくっつきあって二重に巻いても安全でした。 ジャッコは身に付ける関係は嫌がるどころか自慢げにする猫でした。 「行ってきまーす」と言ってこのネックレスをジャッコから外して私が首にして、 「ただいまー」と言ってまたジャッコに巻いていました。(引くかたもいると思いますが…) ジャッコの血行が良くなるかも知れないと思い、ずっとしていたのですが効果のほどはよくわかりませんでした。 でも毛艶が最後まで良かったのはネックレスのおかげかも知れません。 このネックレス、今は外せなくなってしまいました。 ジャッコは腎不全ではありましたが、その他に22年間大病も大怪我もしていません。 ジャッコは生きるのがとても上手な猫でした。 だからだと思います。 さよならも上手でした。 |
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■幸せな瞬間■ 5月11日 あめ | ||||||
早いものでジャッコが亡くなってから1カ月経とうとしています。 まだまだ実感がつかめていません。 トイレに入ってもつい戸を10センチぐらい開けておきます。(ジャッコが入って来れるように) お風呂から出た後も足首から拭きます。(すり寄ってきたジャッコが濡れないように) こんな小さな癖が未だに抜けません。 ジャッコは阿佐ヶ谷のオンボロアパートで産まれました。 アイシャ母さんのお腹を撫ぜながら「頑張れ!頑張れ!」と言いながら出産のお手伝いをしました。 全部で5匹生まれ、ジャッコは3番目に生まれた子です。 ジャッコが生まれた瞬間から息を引き取るまで完璧に見届けました。 病院に向うジャッコが息を引き取る2〜3分前の光景が忘れられません。 満開の桜を見ながらジャッコを腕の中に抱いて、しかも隣に家内が一緒に歩いています。 この瞬間私は世界で一番幸せな人間だったと思います。 昔、ジャッコを世界一幸せな猫にしてみせると誓いましたが気が付いたら 私がジャッコに世界一幸せな人間にされてもらっていました。 |
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いっぱい幸せくれてありがとね、ジャッコ! |
■ジャッコ、最後のパトロール■ 5月2日 はれ | ||||||
ジャッコは亡くなる5時間前ぐらいに急にパトロールをしたいと手足を動かしました。 抱き上げたまま一緒にいつもの室内パトロールをしました。 「はい、台所異常なーし」、「玄関も異常なーし」とジャッコとふたりでいつものコースをパトロールです。 ジャッコは自分の足ではもう歩くことは出来ませんでしたが、満足そうな顔でにっこり微笑んでくれました。 パトロールが終わるとおしっこをさせて、お水を飲ませて、いつものように腕枕をしてあげてソファでふたりで眠りました。 昨日地下鉄の中で一瞬寝てしまいました。 ジャッコの夢を見ました。 ジャッコは元気に思いっきり遊んでいました。 目が覚めると涙が流れていました。 |
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パトロール大好きです | 遊ぶの大好きです、がお〜 | もちろん寝るのも大好きです |
■「猫ちぐら」■ 4月25日 はれ | |||
ジャッコが亡くなってから10日ほどですが私はお店におりません。 心配してくれてるかたもいるようですが、じつは私は猫の額の2階で「猫ちぐら」の内装工事をしております。 家内がお店番をしてくれてるのですが、ご用のかたがおりましたら家内に言えばすぐに下りてきます。 業者に任せるお金も無いので改装工事を全部一人でやっております。 そんな訳でジャッコを偲ぶ暇は今のところありません。 49日にゆっくり偲びたいと思います。 「猫ちぐら」とは何か? じつは猫の額の2階を借りられることが出来ましたので、ここをフリーアートスペースにしようと企んでします。 具体的にはワークショップ(手作り教室)やアートフリマ(作家さんによる手作り作品市)を予定しています。 現在習いたい人を募集しております。 こちらが5月の予定表です。 「猫ちぐら」は1日単位で借りることが出来ます。 およそ10畳のスペース+仮眠室+台所+トイレ+玄関スペースといったかなり広い空間です。 土足で上がれるようにしてあります。 個展や大きな作品を作る時の作業室などや、会議、趣味の集いなど何でもご使用下さい。 「猫作品」や「猫関連」にこだわった空間ではありません。 広くアートの発信基地になれば良いと思っています。 ジャッコとチャットの肖像画も飾ってあります。 4月29日と30日にプレオープンでアートフリマをやりますので、ぜひ覗きに来て下さい。 猫の額の隣のコインシャワーの角の自販機を曲がったところに階段があります。 よろしくお願いします。 |
■ジャッコ初七日でした■ 4月21日 くもり | ||||||
昨日はジャッコの初七日でした。 ジャッコは最後まで体重は3,1Kgをキープして毛艶もしっとりつやつやでした。 とても8年間腎不全と戦った猫とは思えませんでした。 気が付けば部屋の中はジャッコの介護用品であふれていました。 ジャッコの介護室で暮らしていたようです。 大量のタオル、ブランケット、ペットシーツ、紙おむつ、目薬、ブラシ、全部手の届くところにありました。 台所もジャッコのごはん、お薬、シリンジの山です。冷蔵庫の中もミキサーで潰したごはんのパック詰めだらけです。 家内が辛いのですぐに処分しようとしましたが止めました。捨てるのはいつでも出来ます。 ジャッコが懸命に生きた証です。もう少しこのままで良いと思います。 今ジャッコはたくさんのお花に囲まれています。 思えばジャッコは桜が良く似合う猫だったような気がします。 最後は一緒に夜桜が見れましたし、荼毘にふせに行った時も桜吹雪の中でした。 毎年桜が咲くとジャッコを思い出すと思います。 |
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今日歯を磨いている時足もとでジャッコのの気配がしました |
■追悼 〜ジャッコ、安らかに〜■ 4月18日 くもり | ||||||
たくさんのお言葉、本当にありがとうございました。 少し落ち着きましたのでジャッコの最後の様子を書かせて頂きます。 ジャッコは亡くなる数日前から明け方に呼吸が速くなっていました。 病院から酸素吸入器を借りてきて、呼吸が速くなると酸素をあてがっていました。 貧血の為酸素不足の状態なので酸素を吸うと少し楽になるようです。 でも14日の明け方は少し様子が違っていました。 3時半ごろ急に大量に胃の中の物を吐きました。 のどに詰まらせるといけないので下を向けて拭いてあげました。 やはり呼吸が辛そうなので酸素を吸わせたら落ち着いてくれました。 でもいつもと呼吸が違います。しばらく様子を見ていたのですが、これは危ないと思い病院に電話を入れました。 緊急の際はいつでも受け付けてくれるのですが、先生が病院に着くのは5時ぐらいになるとのことでした。 40分ぐらいあるので落ち着いて支度をして、ジャッコはキャリーだと様子が急変した時わからないので 赤ちゃんのように毛布に包んで抱いて行くことにしました。 病院に行く途中の保育園の桜が満開でした。思いがけずジャッコと夜桜を見ることが出来ました。 「ジャッコ、きれいだね〜」と話しかけるとにっこり笑ってくれました。 とても良い顔です。この時の顔が今でも忘れられません。 病院まであと1分ぐらいのところで、また急に吐きました。しゃがんで横に向けてあげました。 かなりまずいと思い、病院に急ぎました。 しかし病院の玄関の前でジャッコは吐くような仕草をしたかと思うと、私の腕の中で静かに息が止まりました。 まだ間に合うかも知れない。 思わず「早く!!」と叫んでいました。 30分ほど蘇生を試みましたがジャッコの心臓は自力で動いてはくれませんでした。 まるで寝ているようなジャッコを抱いて外に出ると、すっかり明るくなっていました。 この日はゆっくりお別れをして、次の日荼毘にふしました。 ジャッコのお気に入りの物や、誕生日にあげたけど2日しか使えなかったメロンパン枕も一緒に棺に入れてあげました。 火葬の寸前「最後のお別れです」と言われて、初めて泣きました。声を出して泣きました。 骨は22歳とは思えないくらい太く真っ白で、お坊さんもびっくりしていました。 現在ジャッコはお家でいつもの場所にアイシャ母さんと並んでいます。 亡くなってもすぐに泣けなかったのは、ジャッコに頑張ってくれてありがとうという感謝の気持ちと 頑張らせて申し訳なかったという気持ちが半々で、その気持ちが悲しさより優先していたからだと思います。 生活の中心が無くなってしまったのはきついですが、今はもうジャッコへの感謝の気持ち100%です。 ジャッコ、楽しい思い出を本当にありがとう! ゆっくりお休み〜! あ、「ジャッコ通信」まだ続けます。まだまだ書き足らないので! |
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ジャッコと暮らせてとても楽しい毎日でした | 「皆さん、いままでありがとうございました! ジャッコはとっても幸せでした!」 |
■ジャッコ、いままでありがとう■ 4月14日 はれ | |||
本日4月14日午前5時、ジャッコは永眠いたしました。 22歳と2日でした。 ジャッコは今お家で静かに眠っています。まるで寝ているようです。 いままでジャッコを見守ってくれた皆さま、本当に本当にありがとうございました。 ジャッコは最後まで懸命に頑張ってくれました。 楽しい思い出をたくさん残してくれたジャッコに感謝します。 そして仕事まで辞めてジャッコの看護に当たってくれた家内に感謝します。 詳しいことは後日書きたいと思います。 ジャッコ、いままでありがとう! |
■ジャッコ22歳お誕生日おめでとう!■ 4月12日 はれ | ||||||
ジャッコはこの1カ月いろいろありましたが、何とかお誕生日を迎えることが出来ました! 多くの皆さま、ジャッコに応援ありがとうございます。 何度も危篤になりながらも頑張ってくれました。 本当にすごい猫です。素晴らしい猫です。 現在は点滴も1日おきにして少しでもお家に居られる時間を増やすことにしました。 病院のスタッフの方々もとても良くしてくれて、ジャッコは病院も居心地が良さそうです。 とはいえ病院は他の犬猫さん達の声もしますので、静かなお家がやっぱり落ち着くでしょう。 しかしお家ではとても点滴に値する水分量を与えることは出来ませんが。 動くことは出来なくなったジャッコですが、何か要求がある時は大きな眼を開けて左右にゆっくり首を動かします。 おしっこ、喉が渇いた、お腹が空いた、寝がえりをしたい、のどれかです。 大体顔の表情でわかるようになりました。 立ちたい、歩きたい、と思ってる時もあるみたいです。 そんな時は支えて立たせてあげたり、抱いたままパトロールコースに連れて行ってあげます。 こんな毎日ですが、ジャッコが痛くも苦しくもなければずっと続いて欲しいです。 |
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「お誕生日うれしいです〜」 | お誕生日プレゼントはお気に入りブラン ケットの色ちがいとメロンパンまくらです |
気にいってくれました | ||||
家内からのプレゼントも ふわふわブランケットでした |
「気持ち良いです〜」 | 穏やかな寝顔です。 お休み〜。 |
■ジャッコ穏やかです■ 4月4日 | ||||||
ジャッコは危険な状態ではありますが、顔は非常に穏やかです。 首から下は動きませんが声をかけると首を持ち上げてくれます。 腎不全から来る貧血がひどい状態です。 貧血の度合いを調べるHCT(赤血球中のヘマトクリット)値が平均値24〜45であれば 正常のところ13,2という通常輸血が必要な値です。 これでは動けないどころかいつ心不全を起こして心臓が止まってもおかしくない状態です。 点滴や口から与える水分を少し減らしたところ少し数値は上がりましたが、今度は腎臓の 数値が悪くなってしまいました。 水分を取ると血液が薄まり貧血が悪化して、減らすと腎臓に負担がかかります。 この難しいバランスをとりながら綱渡りのような毎日です。 でもジャッコは穏やかに気持ち良さそうに寝ています。 もう立ち上がったり鳴いたりすることは望んでいません。 ずっとこのままで良いので一緒にいようね。 |
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日々体を温めて、 | マッサージをして、 | ブラッシングも忘れてはいけません。 |
独り言2015年 | |
独り言2014年 | 独り言2011.4月〜6月 |
独り言2013.7月〜12月 | 独り言2011.2月〜3月 |
独り言2013.1月〜6月 | 独り言2010.11月〜2011.1月 |
独り言2012.7月〜12月 | 独り言2010.8月〜10月 |
独り言2012.1月〜6月 | 独り言2010.5月〜7月 |
独り言2011.10月〜12月 | 独り言2010.3月〜4月 |
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